日本ジャーナリスト会議(JCJ)国際部ワークショップ第2回
平和構築―アフガンの現場から
ゲスト 東大作(ひがしだいさく)さん
今回は、元NHKディレクターとして数々の賞を受賞してきた東大作さんをお招きします。長期にわたる取材と、研究者としての精緻な調査は国連の専門家からも高い評価を得ています。先月『平和構築―アフガン、東ティモールの現場から』(岩波新書)を出版したばかりの東さんに、紛争地帯での憎しみの連鎖をどう断ち切るか、平和構築のための国連と国際社会の役割などをお話いただきます。
日時 7月28日(火)18:30~20:30
場所 岩波セミナールーム
千代田区神田神保町23 アネックスビル3階
*岩波ホールとは別のビルです。
参加費 800円 学生無料
今回はゲストの東さんの希望により学生は無料で参加できることとします。
ワークショップののち、近隣で名刺交換を兼ねた飲食会を行います。(実費3000円程度)
問い合わせ JCJ 国際部 担当 菅原 秀 (MORE参照)
東大作著『平和構築――アフガン, 東ティモールの現場から』(780円+税)
「現在、『平和構築』に日本がどう参画するかが、日本の国際貢献の将来を決める上で、最大の焦点になっている」。本書は冒頭で、こう断言します。そして「”Peacebuilding”と呼ばれる活動は、今や世界の主要課題になった」とも。冷戦後も絶えない各地の武力紛争を終結させ、国家の再建と平和の定着をどう図っていくか。元NHKディレクターで、現在カナダのブリテイッシュコロンビア大学の博士候補である著者は、緊迫するアフガニスタンで幅広い指導者へのインタビューや住民の意識調査などを実施、その成果をもとに、いま国連や日本に求められているものを浮かび上がらせます。
担当 菅原 秀
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