昨日、25日の午後6時30分から、築地社会教育会館で開かれた 「英国の反戦活動家ブライアン氏追悼、JCJ映画の集い」に参加しました。
映像作家、早川由美子さんの「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」を上映。早川さんの話を聞きました。
ブライアン・ホウは、パーラメント・スクエアに座り込み反戦活動を続けた人物で、ことしの6月に亡くなりました。パーラメント・スクエアというのは、イギリスの国会議事堂前の広場です。
ホウ氏は2001年に広場にテントを張って寝泊まりし、「イラクの子どもたちを殺すな」とアピールし、ずっと継続してきました。だんだん一緒に泊まり込む人が増えていきました。
また支援する人も大勢いて、映画では一緒に抗議活動をする人やサポートする人も取材されています。
上映後、早川さんは、この映画を作るようになった経緯、映画に描かれた以後の運動などについて語りました。
また質問に応えて、最近のイギリスの暴動について、その背景についても語りました。早川さんによると、現在のイギリスは、景気が非常に悪いそうです。
面白かったというか、「興味深かった」とすました言い方をすべきかもしれませんが、早川さんがこういうことを言っていたのには、
笑ってしまい驚きました。
日本ではイギリスというと、王室とか紅茶とか上品なイメージがあるけど、フーリガンの生まれた国。日本では花火大会などがあって人が集まったときに、終わればみんなが帰るけど、イギリスではショウウィンドウを割って略奪が始まる。普段からお祭りの日は、商店は閉店し窓にはベニヤ板を張る。
本当でしょうか。
講演部分はjcjcastで中継しました。以下で動画を見ることができます。
jcjcast