調査報道セミナー
2012年春
メディアの信頼回復が急務である。そのカギを握る「調査報道」をどう実践していくか。現場経験が豊かな新聞人、テレビ人を招き、方法論や考え方などをじっくり聞く。セミナーは今後も定期に開催し、取材や報道に関する具体的ノウハウや視点、問題点などを広く報道界全体、市民社会全体に還元したい。
日時 3月3日(土)午後1時半〜6時
場所 岩波セミナールーム
東京都千代田区神田神保町2-3
岩波アネックスビル3階(1階は岩波ブックセンター)
交通 地下鉄・神保町駅A6出口1分
定員 60人(予約不要・当日先着順)
資料代 1000円
【第1部 調査報道のテーマをどう見つけるか】
進行 岩崎貞明(メディア総合研究所)
曽根英二氏(阪南大学教授、元山陽放送記者) 全国最悪の産廃投棄の島といわれた香川県豊島を継続報道。貧困、過疎などをテーマに精力的に番組を制作。著書に「限界集落」など。
萩原豊氏(TBS報道局社会部デスク) 「報道特集」でドキュメンタリー制作に携わる。「筑紫哲也NEWS23」を担当。「ヒロシマ~あの時原爆投下は止められた」の取材・総合演出。
【第2部:警察権力への迫り方】
進行 高田昌幸(ジャーナリスト)
梶山天氏(朝日新聞特別報道部長代理) 鹿児島県警による県議選公選法違反事件が冤罪であることを見抜きキャンペーンを展開。著書に「『違法』捜査~志布志事件『でっち上げ』の真実」
石丸整氏(毎日新聞さいたま支局 )昨年の埼玉県深谷市議選にからみ、県警が関係者の取り調べで、接待について虚偽の証言を強要していたことを明らかにした。昨年の新聞労連ジャーナリスト大賞の優秀賞。
主催 調査報道セミナー実行委員会
後援 日本ジャーナリスト会議、アジア記者クラブ