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JCJ は年に3つの比較的大きな集会を開きます。6月集会、8月集会、12月集会です。 8月集会は8.15に開いていましたが最近は必ずしも15日という日付にはこだわりません。8月集会はJCJ賞の贈賞式を行います。 12月集会は太平洋戦争開戦の12月8日に開催してきました。こちらも近くの土曜日に開くことが多くなりました。 昨年12月の集会の記事を『ジャーナリスト』06年12月号から採録します。 安倍内閣の危険な本音 12月集会高橋教授が講演 日本軍復活へ踏み込む 教育・靖国で意識改造 12月8日、岩波セミナールームでJCJ12月集会が開かれた。同時刻、日比谷野外音楽堂であった教育基本法「改正」反対集会参加者は、デモ行進をしていた。いつ教基法改正法案が参議院で採決されるかという状況での12月集会のタイトルは「美しい国の危険な本音、教育基本法改正の先に見えるもの」。講師は高橋哲哉東大教授だ。 高橋氏は安倍内閣が90年代からの保守潮流の真打登場と見る。現政権は日本を戦争ができる国にするために三つを推し進めている。 一つは軍隊、一つは教育、一つは靖国だ。 軍隊は防衛省に昇格させ、日本軍を立ち上げようとしている。さらに国民意識を作る方策として、教育と靖国がある。 高橋氏は教基法「改正」を危険なものとみる。政府提出の教基法案は国家のための教育に戻すためのものだ。現在の教育基本法では11条で公権力の教育への介入を排除しているが、政府案では時の政府が教育のあり方を定めることになり、国家主義的にも新自由主義的にもすることができるようになる。 高橋氏が特に注意したのは伊吹文科相が、「新法案は自民党の新憲法草案との整合性も考慮して作られている」と発言したこと。教基法改正と改憲と密接な関連があることがわかる。 靖国神社については、国営化論が出てきたことが重大だと高橋氏は指摘する。 70年代の靖国神社国家護持法案は幾度も廃案になり、代わって首相参拝路線となった。しかし中国・韓国との外交摩擦や、富田メモスクープで明らかになった昭和天皇の意思などから、A級戦犯合祀を取り消して、靖国神社を国営施設とする案が有力政治家から出されている。しかしA級戦犯分離は天皇靖国産廃に道を開くもの。中国・韓国へ配慮した一見、リベラルな案が靖国復活につながる危険性があると高橋氏はみる。 安倍内閣登場の背景にはメディアの問題が二つある。一つは女性国際戦犯法廷を取り上げたNHK番組の改変に安倍氏が関わっていた問題で、マスメディアが全くNHK職員の告発や朝日新聞報道を支援しなかったこと。二つ目は北朝鮮による拉致問題への熱狂で、強硬姿勢をとる安倍氏を押し上げたことで、拉致報道フィーバーがなければ安倍内閣の誕生はなかったろうと高橋氏は語った。 休憩後、質問用紙に回答する形で高橋氏が参加者の疑問に答えた。質問の中には、メディアをどうしたらよいのかというものもあり、高橋氏は個人のジャーナリストには志を持った人もいるが、組織内部ではマイナーなのだろう。市民が支えていく必要があると答えた。 参加者は90人。 (機関紙部)
by ywatari4
| 2007-06-14 14:32
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