07年7月号からバウネットジャパン主催のシンポジウム「謝罪とはなにか」の報告記事を一部掲載します。
「慰安婦」への謝罪とは何か。 許されぬ日本政府の態度
米下院本会議での決議採択が注目される中、バウネット・ジャパンのシンポジウム「謝罪とは何か?」が7月16日、早稲田大学国際会議場第一会議室で開かれた。
基調講演は姜恵楨(カン・ヘジョン)韓国挺身隊問題対策協議会国際委員長。姜氏は被害者が求める謝罪について、「悪かったことは悪かったと謝って欲しい」「次の世代に伝えて欲しい」というシンプルなものだと語った。
続くパネルディスカッションでは、西野瑠美子氏(バウネットジャパン共同代表)、東澤靖氏(弁護士)、鵜飼哲氏(一橋大学教授)、金富子氏(キム・プジャ)(韓国・韓神大学助教授)が発言。現在の国際社会が認識している謝罪と日本政府の態度との開きを指摘し、「謝罪」の有り様に迫った。
パネリストから「国民基金」への批判が出され、会場から「国民基金」理事だった和田春樹氏が発言する場面もあった。
姜恵楨氏講演要旨とパネリスト発言は割愛。機関紙7月号見本紙はJCJまで。