JCJホームページ に 雨宮処凛さん(作家)と宮崎絢子さん(JCJ代表委員) の
対談を掲載しました。
雨宮処凛さんはご存知のかたも多いでしょう。
宮崎さんはJCJ代表委員。テレビ東京の出身です。
宮崎 怒らない日本人というのは不思議ですね。わたしが働き始めた頃は女性差別が非常にきつかった。やはり怒りましたよ。怒ったからき残ってきたと思う。
雨宮 何に対して怒ったのですか。
宮崎 制度です。若年定年制というのがあって、25歳になったら女はクビみたいな規則があったわけです。
雨宮 えーっ。すごい。
宮崎 すごいでしょ。結婚したらクビにするよ、という制度に対しても抵抗した。また、女も人間として男性と平等だ、女だからという理由で差別されるのは納得できないと職場で声を上げました。就職してすぐにビラをまいて最初に女性を集めたのです。そうしたら会社にも睨まれたけど組合にも「お前は何をやる気だ」と呼び出されて怒られました。
宮崎 マスコミに対してはどう思いますか。
雨宮 大企業との関係で色々あるのだろうなと・・・。
取材の仕方も「日本にもこんなに可哀そうな貧しい若者がいます」みたいで嬉しくないですね。 珍しい生き物のように。
宮崎 マスコミの正社員の人たちは、特に80年代後半からはエリートなのです。上の方は見るけど下でやっている人たちには注意が向かない。
雨宮 格差問題はブームになっているのですが。ブームで終わらせられたら困る。
関連サイト
雨宮処凛公式ホームページ
すごい生き方ブログ
反撃タイムズ プレカリアートは闘うぞ (webちくま)
フリーター全般労組
宮崎絢子ボイストレーニングスタジオ
参考
反貧困助け合いネットワーク