すでにお知らせした1月27日の放送フォーラム。機関紙1月号に載せた記事を掲載します。
将来は「放送」と「通信」が融合すると言われてきた。しかし信書の秘密が原則の個人間の通信と、送り手が同時に不特定多数の人に多様な情報・表現を発信する放送がどう組み合わさるのか。技術的な可能性は語られても、それで社会がどう変るのか、放送の文化にどんな可能性があるのか、見えてこない。
「放送」と「通信」を包括する法制度として「情報通信法」と仮称される法案が検討され、総合的な法体系を目差すという。だが新たなメディア規制も懸念される。JCJでも桂敬一氏を講師に勉強会を開催し、ネット規制の危険性を日隅一雄弁護士に寄稿していただいた。(07年9月号)放送や新聞が担ってきた情報発信を、単なる商品提供と同じにとらえ、消費者保護のように行政が振舞うのでは、民主主義社会の建設という従来の理念はどうなるのか。放送を語る会のフォーラムが期待される。
第31回 放送フォーラム「情報通信法」(仮称)とは何か?~技術動向、法整備、事業体制にみる放送と通信の融合」の実態~
講師 水島久光氏(東海大学文学部教授・メディア論)
日時 09年1月27日(火午後6時30分~午後9時
会場 千駄ヶ谷区民会館 第一洋室(原宿駅下車)
主催 放送を語る会
案内メールからとった情報。
会場 渋谷区千駄ヶ谷区民会館 第一洋室
(JR原宿駅から山手線沿いに北へ。道なりに右へ向かい、
明治通りとの交差点の1本手前の道右入る 徒歩10分)
協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
講師 水島 久光 氏 (東海大学文学部教授・メディア論)
1961年生まれ。広告会社・インターネット企業などを経て現職。
BPO放送倫理検証委員会委員。
著書に「テレビジョン・クライシス―視聴率・デジタル化・公共圏」(2008 せりか書房)
「閉じつつ、開かれる社会―メディア研究の方法序説」(2004 勁草書房) 「窓あるいは鏡―ネオTV的日常生活批判」(2008 慶応義塾出版会;共著)など