ジェームス三木さん訴え
“平和のバトン”子孫に渡そう 名古屋
名古屋の5・3集会は憲法記念日の3日午後1時から名古屋市公会堂大ホール(定員2000人)にチケット確認でほぼ満席の1931人が参加して開かれました。集会の正式名称は〔憲法施行62周年記念市民のつどい/いかそう憲法 暮らしと平和に〕、愛知憲法会議の主催で、名古屋市の後援、JCJ東海とめいきん生協の協賛でした。
集会の第1部では脚本家のジェームス・三木さんが「シナリオに秘めた憲法のこころ」と題して講演しました。『言葉は間違って伝わると大変です。自分の作品がテレビドラマになったので見ていたら刑事が着物姿で犯人を追いかけている。そんな筈はないと思い念のため脚本を見たらミスプリで、「私服の刑事」が「和服の刑事」になっていました』こんな話から始まって爆笑が続く中、話題は憲法9条の解釈にも及んで行きました。
三木さんは『憲法9条があるのに遠くソマリアの海へ海上自衛隊が出て行く。自衛艦も出動する。そんなところまで解釈改憲は進んできました。それでもなお憲法9条を変えようとする人たちがいます。憲法9条が今なお生命力を失っていないからです。日本はこの60年以上の長期間戦争で人を殺していません。これは世界の歴史の上でも画期的なことです。その期間が100年になればすごいことになります。人は歴史の中継ランナー。あとの世代の人たちが喜んでくれるような良いバトンを渡しましょう』と呼びかけました。
このあと益川敏英さん(ノーベル物理学賞受賞者)のビデオメッセージが放映され、続いて〔笑工房〕ナオユキさんの漫談『地球のすみずみに憲法の花を』があり、笑っているうちに憲法の学習が進む楽しい集会となりました。(詳細は割愛)
なお、憲法記念日恒例というか、この日も右翼団体が名古屋市公会堂に近い鶴舞交差点付近に複数の街宣車を繰り出し大音声で「間違った憲法を守ろうという共産党や社民党系の集会に反対」と宣伝していました。
加藤 剛(JCJ東海)