さいたま共済会館で開かれた、むのたけじさんの講演会「絶望のなかに希望が、94歳・ジャーナリストが次の世代へ語る」に参加しました。
遅れて会場に着きましたが、すでに満席で回りに立っている人が何人もいました。
わたしがついた時は、中国やソ連の社会主義がだめだったことを、むのさんが厳しく論断しているところでした。
「今は毛沢東のもの字もいわないではないか」
時に机を叩いて熱く語るむのさんの話を、聴衆はどう聞いたのでしょうか。
印象的なのは、むのさんがしばしば、「わたしが間違ったのは…」という言い方をしていたこと。
「戦後60年、社会党や共産党は何をしていたのか」と、年齢を感じさせない力強い声でむのさんが熱く語るのは、自らを省みたうえで論じていてるのだと感じられました。
一人ひとりがかけがえがない。多数が少数を抑圧するのは間違いとむのさんはいいます。また、自分を大事にしないと他人を大事にもできない、とも語っていました。
日本では、第二次世界大戦ばかりでなく戦後にも多くの蹉跌があったという思いが、むのさんにはあるのでしょう。
JCJ会員も多く参加していました。6月号に記事を出したいと思います。