4月9日は、神保町の岩波セミナールームで開かれた集会の前に、日比谷公園内の松本楼で開かれた沖縄密約情報公開訴訟判決記者会見に行きました。
判決は東京地裁で2時から言いわたされ、記者会見は3時30分からでした。
記者会見には少し遅れていったのですが、会見場はすでにいっぱいで、入口のところで立って聞いていました。わたしのついた時は、原告の一人、メディア研究者の桂敬一氏が判決の意味を語っているところでした。
桂氏の後から原告の人たちがそれぞれコメントしました。
すでに報じられたように、原告勝訴の判決が出されました。
印象に残ったのは、原告の中では若い米田網路氏が紹介したむのたけじさんの言葉です。むのさんは沖縄返還密約がスクープされたものの、国家機密漏えいで西山太吉毎日新聞記者が罪に問われることになった事件当時、「これは『防衛庁機密漏えい事件』ではなく『防衛庁情報隠匿事件』だ」と指摘し、メディア側が最初から言葉を奪われていると語ったそうです。
また、原告の一人の西山太吉氏は、「情報公開法が制定された後も、外務省などによる情報操作、隠ぺいを続けてきた。それを打破することが裁判の目的だ」と語りました。
澤地久枝氏も原告の一人です。澤地さんは、日本が民主主義の方向へ向かう第一歩となる判決と評価しました。
JCJ代表委員の柴田鉄治氏は、国家が国民にウソをつく。ウソがばれてもシラを切ることを批判し、今回の判決で、日本の司法はまだ死んでいない、と語りました。