昨日、市ヶ谷の自動車会館で、JCJ緊急集会「これでいいのか、安保・沖縄報道」を開催しました。会場いっぱいの盛会でした。
最初に講演したのは沖縄タイムス東京支社編集部長の与那原良彦氏。与那原は警察担当だった経験から沖縄国際大学に米軍ヘリが落ちた時、いかに日本の捜査権が侵害されたかを語りました。また、この事故が本土のマスコミには小さくしか扱われなかった点にも、与那原氏は言及しました。
沖縄の人にとっては、海外からの脅威以前に、米軍の存在が自分たちの安全を脅かしているということでしょう。
続いて、ジャーナリストの伊藤千尋氏が朝日新聞特派員として。海外の米軍基地が閉鎖されている事例を報告。中米のコスタリカの和平への努力など、興味深い話を聞くことができました。
最後にフォトジャーナリストの中村梧郎氏が、ベトナム戦争当時のアメリカの枯葉剤作戦について写真で説明。枯葉剤は沖縄でも使われたにもかかわらず、日本政府は事実究明に消極的だったそうです。
現在は、日本に軍事攻撃がなされる際の、「抑止力」として米軍の存在が語られます。しかし、かつては、沖縄の基地から米軍はベトナム戦争の作戦行動に参加したわけです。将来、アメリカが日本防衛ではなく、正統性に疑念のある戦争を始めた場合、日本の国と日本人はどうするのでしょうか。
中村梧郎氏の話に入る前に、阿部裕JCJ事務局長から、福島瑞穂大臣の更迭が伝えられました。その意味でも印象深い集会になりました。