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「ジャーナリスト」2010年11月号から月間マスコミ評・放送を転載します。
仕事を開拓するフリーアナのたくましさ 秋の番組改編。政策費削減の折それほど期待はしていなかったが、報道、ワイドショー番組は話題性に乏しく活気がない。 目立つ番組改編はNHK朝のワイド「あさイチ」とテレビ朝日夕方の「スーパーチャンネル」ぐらいか。 NHKは民放の手法を真似た演出、セットで視聴率狙いが見え見え。豊富な制作費と出演者をバックに、民放横並び一線の朝のワイドショーに殴り込みをかけた。見た目ピカピカ、内容主婦向けの華やかで平易な番組となった。 テレビ朝日夕方のワイドは、司会、進行がベテランアナに入れ替わり、安定感はましたが代わり映えがしない。制作費の激減が実感される。発信力や映像のつかみ方で厚みをますことに期待したい。 各局ともデジタル化準備と不況による制作カットのしわ寄せは様々な所に現れているが、画面上では、局アナ・報道部員のレポーター・解説や論説委員の多用に端的に見られる。特に、若い女性アナ、レポーターの入れ替えは安易に行われているのが目につく。そこには、毎年2万人強の若い女性たちが全国の局アナを目指して受験するが、合格者は全部で50人にも満たない。受験者の中にはアナウンス技術を身につけている人、勉強中の女性が沢山いる。不合格の人たちは番組制作費雇いのフリーのアナ、レポーターとして契約するか、制作会社と契約し、派遣社員として働く。不安定な雇用で働く人が殆どである。 現在、話す、伝えることを業としているアナウンサーと呼ばれる人たちが何名位いるのか正確なところは不明である。 地方局のフリーアナは、報道部員として取材、原稿書き、ナレーターとしての仕事が日常化している。中には選曲や技術の操作もあるとか。キー局のアナウンサーには想像できない世界がある。 フリーアナのたくましさ、強さには目をみはる。新しい仕事をいくつも開拓し、それを斡旋する会社を設立した人。アナウンス技術を伝承するための組織を立ち上げた人達など、多くのアナウンサーがあらゆる方面に進出するのが普通の時代になった。この頑張る人達の多くは30・40歳代である。画面で華やかに持て囃されているのは20代後半の若手であるが、そこに至るまでの土台作りは中堅が新しい仕事に日々挑戦開拓している背景がある。 今の政策現場の環境の激しさ、契約金の低下は恒常化している。このことは放送法や労働基準法に抵触する問題を内包しており、何かが起きればその影響は大きい。 茂木章子
by ywatari4
| 2010-12-03 16:00
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