「ジャーナリスト」2011年4月号から転載します。
反原発デモ、湧き上る
拡がりは賑やかに始まった
3月11日、福島第1原発事故を受け、政府は「原子力緊急事態宣言」を発令。重大事故が次々と発生するなか4月10日「高円寺・原発やめろ!デモ」に1万5,000人(主催者発表)が参加した。
「原発やめろ!大規模デモ」
反原発デモのひろがりには、Twitterが活躍した。Twitterは140文字のつぶやきが投稿でき、時系列に表示されるブログやチャットみたいなもの。
高円寺デモの2週間程前から、頻繁に私のTwitterへつぶやきが入ってきた。「反原発・大規模デモ」「原発いらない!30万人 超巨大ロックデモ」とデモ名は異なるが、日時・場所は同じ。誰が元情報(呼びかけ団体)なのか、これだけでは分からない。
労働組合のような統一スローガンやビラ、職場数名の組織動員とは別物だ。
参加者の中心は若者
参加者は、家族や男女、グループと様々。若者が多く、デモを楽しむ演出がある。サウンドカーは、もちろん「シュプレヒコール!」とは呼びかけず、バンドが乗り込んでいた。この雰囲気は、YouTubeを見て欲しい。「高円寺 デモ」で検索に出てくる。また、報告や映像、まとめなどもWEB上に多々ある。
リアルタイムで動画配信
デモ中は、携帯電話やスマートフォンで撮影する人が目立った。これらはその場で、WEB上に投稿され拡がっていく。私もTwitterに写真を投稿しながらデモ。「夫が参加しに行った」など沿道からのつぶやきもあった。パソコンを担いで動画を配信(生中継)している参加者も複数。
今もネット上でデモの呼びかけ
4月12日、国際評価尺度が「レベル7」に引き上げられ、高円寺デモより大きな行動が起きそうだ(実際、Twitterでデモが呼びかけられている)。
「ただちに」人体には影響がないから云々、は沈静化に逆効果だと思いますよ、官房長官。
大城伸樹(記事・写真とも)