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機関紙「ジャーナリスト」2011年7月号から連載します。
本質に迫る「NHK」「朝日」が大賞 原発警告、市民運動に特別賞 JCJ賞は「毎日」と「世界」 震災と安全神話の検証も 「ジャーナリズムは『3・11と日本』をどう照射したか」―今年度JCJ賞が決まった。大賞はNHK・ETV特集「ネットワークでつくる放射線汚染地図」と朝日新聞「大阪地検特捜部元主任検事による押収証拠改ざん事件の特報および関連報道」―一度に2本の大賞は、04年以来7年ぶりである。詳細は左表の通り。 JCJは、本紙2月号で「JCJ賞への応募・推薦お願い」を掲載、5月下旬~6月初旬に応募締め切りを受けて、4回にわたり推薦委員会を開き、精力的に作品読み込み、合評を行った。 今年度は「3・11」という未曾有の大災害が起きたこともあり、応募作品は昨年の1・5倍近い142点の多数に上った。 さらに放送・映像部門の審査では、昨年10月以降、11回、60作品の鑑賞・合評を行い、見逃し作品を極力少なくする努力を重ねてきた。 推薦委員会での慎重な検討の結果、最終的に12作品・活動に絞り込み、選考委員会に上程した。 7月9日、選考委員会議(5名出席、1名は文書提出)で、各作品・活動の特徴や意義、競合作品との比較など長時間、議論した。 最大のテーマは「3・11」―「ジャーナリズムがどこまで問題の本質に迫ったのか?」「これまでの『原発安全神話』への責任を自覚し、克服へどう努力したのか」「先見性や洞察力を発揮できたのか」―が評価の論点、分岐点になった。 「ジャーナリズムの本領は現場にこだわり、どこまで問題の本質に肉迫できたかだ」。その意味で、NHK・ETV特集には「非凡な着眼点と密度の高い取材」とともに「勇気をもって現場に入ったからこそ出来た番組」と文句なく高い評価が集まった。 ただ、「なぜ、NHKは、ニュースや総合チャンネルにこれらの取材の成果を活かさないのか」と報道姿勢に疑問も出された。 朝日新聞の「大阪地検の押収証拠改ざん」スクープと一連の報道は、昨秋、新聞協会賞を追加受賞しているが、「検察の組織ぐるみ犯罪、冤罪事件など闇に葬られかねない権力犯罪を暴く糸口を開いた意義は大きく、3・11後も色あせていない。改めて高く評価すべきだ」との意見が共感を得た。 毎日新聞「検証 大震災」は、総力取材で被災地に足を運び続け、立体的に大震災の実態に迫った。写真・地図・データを駆使して読ませる工夫が読者を引き付けた。 いち早く“脱原発”へ舵を切り、意欲的な紙面を作り続けた東京新聞「こちら特報部」を強く推す意見。「普天間・日米合意」問題を多角的に検証した沖縄2紙と共同通信の3社合同企画を高く評価する見解―惜しくも両者は選から漏れた。 月刊誌「世界」の孤軍奮闘ぶりは論壇誌・総合誌“冬の時代”にあって特筆に価する。『原発安全神話』の虚構性を福島原発事故の3ヶ月以上前、1月号で「原子力復興という危険な夢」と指摘した先見性と洞察力は、その存在感を示し、アカデミズムとジャーナリズムの役割とは何かを根源的に問うている。 今回、「特別賞」として 市民運動「原発問題住民運動全国連絡センターと原発の安全性を求める福島県連絡会」を選んだ。政・官・財に加えて学(学者)、報(マスコミ)が「原発の危険性」をタブー視し続ける中で、めげずに粘り強く、社会への警鐘を鳴らし続け、権力チェック、情報の共有に力を注いできた両団体の活動に心からエールを送りたい、との意見で一致した。 (事務局) ■
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by ywatari4
| 2011-08-11 15:20
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