機関紙『ジャーナリスト』2011年9月号に掲載の記事を転載します。
原発事故緊急講演会
ブックレット第二部発行
福島第一原子力発電所の事故を受けて、JCJは4月から6月に緊急連続講演会を開催した。その内容を記録した二冊目の小冊子「福島原発事故・レベル7の衝撃」が完成した。①なぜ浜岡原発は全炉停止なのか②半減期が長い放射性物質セシウムの危険性、などを解き明かしている。
同冊子では元NHK解説委員の小出五郎さんが原発事故をテレビがどう報じたかを検証。映像が伝える惨状と記者発表内容との落差について分析している。また放射線防護学の日大専任講師・野口邦和さんはチェルノブイリ事故と福島を比較しながら放射線の現状を解説。災害問題に詳しい元NHK解説員の吉村秀實さんは東京電力の芸能人を巻き込んだ宣伝作戦などを批判している。
1冊500円。郵送希望の場合は送料1冊100円で、2冊から5冊までは150円。申し込みはJCJ事務局まで。