JCJ機関紙で高田健さんにお話を聞きに行きました。最初にまとめた記事です。
本紙には構成した記事を掲載しました。
初めて横浜で開かれる憲法記念日集会
高田健さんに聞く
憲法記念日には例年、5月3日の同時刻に日比谷公会堂と日本教育会館の二つの会場で大きな集会が開かれてきた。今年は一つの実行委員会が結成され、東京を離れ横浜市の臨港パークで大集会が予定されている。
「戦争・原発・貧困・差別を許さない」とサブタイトルに謳う今年の憲法集会について、「許すな!憲法改悪 市民連絡会」の高田健さんに話を聞いた。
高田さんによると、昨年一年かけていろいろな団体やネットワークの共同行動を準備してきたという。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」という枠組みで、数度の国会包囲を実現させてきた。
この運動の新しさは、それぞれの課題で活動する団体・グループが結集すること。一つの運動が音頭をとって「諸要求」を提示し、皆がその指に停まるのではなく、各自の運動課題を持ち寄っての協同だ。それだけ課題は多様ともいえ、また根底には現政権下で憲法が危うい状況がある。旧来型の「一点共闘」ではないが、「安倍内閣打倒の一点共闘とも言えます」と高田さん。
しかし、なぜ横浜か。「短期間のうちに東京で会場を探すのは無理でした」と高田さんはその事情を語る。「連休期間、代々木公園など大きな会場はイベンターが押さえています。1年以上前から準備しないと場所が確保できません」
高田さんによると、大集会の会場が不足している点で東京は言論・表現の自由が制約されている都市だという。官邸前の抗議活動は人々が任意に集まったものだから、日比谷野音などで行われる集会の範疇外。人々の意思表示の場は確かに少ないかもしれない。さらに最近では、国会包囲をするときも議員会館前の道が立ち入り制限されている。
「よく『60年安保の時のような運動を』と言いますが、安保の時と違い、今は国会周辺でデモはできません。「請願デモ」の形式しか許可にならない」
高田さんは市民運動家の立場から、街頭での表現の不自由を指摘した。
保坂義久