新聞労連 「社外言論活動の規制強化に反対する声明」
新聞労連
トピックス 2016年4月19日
冒頭部分です。
私たちは、新聞業界で働く労働者の立場から、記者個人の社外言論活動への規制強化に反対する。
最近、外部媒体への執筆や講演などの社外言論活動を抑制する規定を新設したり、規制を強めたりする新聞・通信社が増え始めている。自社の記者らが社外に発表した記事などによるトラブルを防止し、社内のコンプライアンス強化を図る狙いがあるとみられる。しかし、言論、出版、表現の自由は、憲法21条で保障された最も重要な基本的人権の一つであり、この自由によって立つ新聞社であれば、なおさら個人の言論活動を尊重すべきだ。