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関西テレビの「発掘!あるある大事典Ⅱ」での捏造問題。大きなメディア問題です。その背景を検証しなければなりませんが、ジャーナリスト運動の局面は、これを利用した総務省の介入のほうに移った感があります。
もちろん、もとの事件を軽視すべきではなく、今後もテレビ制作現場の実態とあるべき方向を社会に提示しなければなりません。「マスコミの連中の自浄作用など期待できない」という市民の怒りと不信の声は大きいのですが、「お上になんでもすぐに取り締まってもらい、指導してもらうメディア」が、一番安心で便利で質の高い社会サービスだ、というわけでもないと思います。 JCJでは過去にも、「TBSオウムビデオ」など放送界の事件について緊急集会を開いたり活動してきました。「問題の背景には視聴率至上主義と下請け構造がある」などの分析には、10年前のオウムビデオ事件を思い出し、「結局、何にも変わっていないのか」という失望感がありますが、JCJのアクティブメンバーとしては、自分たちの運動の至らなさにも思いをいたすべきなのでしょう。(H) 『ジャーナリスト』07年4月号3面。 「あるある」問題と放送法改悪 関西支部が市民集会開く 関西テレビ「発掘!あるある大事典Ⅱ」での番組データ捏造問題をきっかけに、行政からの放送に対する介入の動きが強まってきている。 関西支部では、当番組をめぐる問題と放送法「改悪」を考える緊急の市民集会を自由ジャーナリストクラブの共催、関西MICの協賛を得て、4月1日に大阪市内で開催した。集会にはマスコミ関係者・市民ら80人が参加し、熱心な議論が交わされた。 (中略) 会場からは、放送現場の労働実態と取り組みの報告、市民からは「視聴者が意見を言えるルールづくりを」「関西テレビ労組が行動を起こすよう激励したい」などの意見も出された。 放送関係者は視聴者に責任を負うためにこそ、行政の介入を許さず、自主・自律が大切であることを浮き彫りにした集会となった。 (関西支部 橋場昌宏) 「あるある」捏造にみるTVの裏側 JCJミニシンポで民放関係者に聞く 新しい企画、JCJミニシンポジウムが3月26日、JCJ事務所で開かれた。 「もっと知りたい・そこが知りたい」と題し、メディアの現場の話を聞く企画。第1回は民放労連委員長の碓氷和哉さんに「あるある大事典」の捏造問題を中心に話を聞いた。 碓氷さんはテレビ東京の技術現場で働く傍ら、民放労連委員長を務めている。 テレビの問題で必ず出てくるのが視聴率と下請け構造の問題。関西テレビ(フジテレビ系列)の制作会社が起こした不祥事の、根底にあるのはその二つだと思われる。 碓氷さんはTVCMにタイムとスポットがあること、スポット料金が視聴率で決まることを説明。15~20年前からタイムの売り上げをスポットが上回り、報道番組にいたるまでテレビは視聴率を重視するようになった経緯を説明した。 CM前後で同じシーンを繰り返す、定時より2分早めて番組を始める、大きな字幕スーパーを出す―こうした手法で民放各局は視聴率を争った。夕方のニュースでデパート地下街の特集を組むのも、この時間に視聴している主婦層をねらったものだ。 下請け制もプロフェッショナルが番組制作する点ではマイナスとはいえない。しかし合理化が目的となり、放送局と制作プロダクションの上下関係の中で、制作費を叩くことも多い。「あるある」の場合、関西テレビ系列の制作プロ、日本テレワークが受注し、そこがVTR取材を孫請けの「アジト」に発注していたという。一説では当初の制作費がかなり切り詰められていた。 視聴率のてこ入れに有名タレントを起用し、それが取材予算を圧迫したという。 問題の納豆を取材したディレクターは、最初の捏造が発覚しなかったことから深みにはまるようになったもので、日本テレワークや関テレのチェック体制が問われている。 捏造ではないが「やらせ」はどこまで演出の範囲なのか議論はある。『鉄腕ダッシュ』での、「ゆりかもめ」と自転車が競争する企画で、それぞれの駅のシーンは別に撮っておいたものだったケース、『トリヴィアの泉』で登場した犬が飼い主のものではなくタレント犬だったケースなど、最近でもやらせは多い。 参加者の中には放送部会の人もいて、テレビ局に対し総務省が介入しようとしていることも話題になった。 (機関紙部) JCJ機関紙ではこの問題を2月号4面「仲さんのテレビの本音」で取り上げています。 筆者の仲築間卓蔵さんのブログの関連記事。参考までにリンクします。 「テレビ」と「平和」と「憲法」と いつも隠れている電通 「納豆ダイエット」捏造はなぜ起きた
by ywatari4
| 2007-05-07 14:58
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