「ジャーナリスト」07年9月号から「テレビの本音」を一部紹介します。
米追随・改革路線どうする?
仲築間卓蔵
安倍辞任劇で メディアは大騒ぎだった。「器ではなかった」「重責に耐えきれなかった」「相
続税問題が引き金になった」など 見方はさまざまだが 「小泉改革路線」と「アメリカ追随路線」が行き詰まっていたことはたしかである。
メディアの次の話題はお得意の「政局」だった。麻生か 額賀か 福田かそれとも小泉かで またまた大騒ぎだった。小泉チルドレンに密着していた番組もあった。ぼくの友人は 銀座で「小泉再登板の是非」についてシール投票させられたという。「ちょうど100人目だったが 再登板反対が60%だった」という。多くは小泉改革路線なんか真っ平とおもっているのだ。
(中略)
そこでメディアである。 政局論争は「床屋政談」としてはおもしろい。だが その先の 日本のあるべき姿を見据えてもらいたいのだ。憲法九条をどうするのか アメリカとの関係をどうするのか、これまでの改革路線のままでいいのか、 声高に叫べば反映する時期をむかえているのではないか。
一つの例がNHK『ETV2000』である。NHKは番組終了を考えているという。評価の高い番組を なぜ止めよういうのか。まだ自民党に気を遣っているのだろうか。「風」をよんで調子に乗っていうのではないが 番組終了を評価するものなんていないのではないか。毅然と 番組継
続すればいい。視聴者の信頼回復の一歩になるはずである。
これら予想される政界再編は 単なる政権交替でない 国民本位の政冶になる第一歩になるかもしれない。影響を与えるのはメディアでありたしかな勢力の発言ということになる。
政治はおもしろくなった。よりましな政治を一歩〃 〃前へ進めさせるために、 メディアものびのびと 面白がってみてはどうだろうか。
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