カテゴリ
以前の記事
2023年 09月 2023年 06月 2023年 03月 2022年 11月 2022年 09月 2022年 04月 2022年 01月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 06月 2020年 09月 2020年 01月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2015年 12月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 01月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
機関紙「ジャーナリスト」07年12月号から。
防衛省の秘密主義に迫れ 調達実績など公開が原則 防衛省疑惑をメディアはどこまで追及できるのか。自衛隊の事情に詳しい軍事評論家の神浦元彰さんは、記者が軍事機密という言葉にすくんでいるという。 「防衛庁が秘密としているものの殆どは軍事機密ではありません。機密だと言われたら「何が根拠なのか」と聞き返し、防衛庁の秘密主義に挑むべきです。 職務上知りえた秘密を漏らすと、自衛隊員は最高で10年の懲役が科せられる。何を機密として指定するか、誰が指定するか、誰がその機密にアクセスできるかは内部規定で厳密に定め られている。機密指定を受けた情報を漏らした場合は罪となります。 防衛省の調達実績は公開が原則です。 例えばインド洋での給油で、どの港でどのくらいの量を積み込んだ、いくらで買ったかなどは機密指定されていない。石破防衛相は「相手のあることだから言えぬ」と答えているのはまったくおかしい。 米軍へ給油した燃料は商社2社から買っている。ところが同じ1ガロンあたりの値段は同じところで同じものを買っているにも拘らず異なっています。水増しが疑われます。 兵器の価格も防衛省の外郭団体の装備品協会に行けば公開しているし、市販の雑誌に掲載されています。 調達実績を秘密にしたら競争原理が働かず、汚職の温床になる。守屋元次官のやっていたことも情報が公開されていたら防げていたはず。アメリカ大使館に出向していた防衛庁職員が、山田洋行の見積もりがあまりに高いので、アメリカのメーカーに問い合わせて水増しが発覚した。守屋容疑者が「もう山田洋行を許してやれ」と言ったケースですが、その出向職員はその 後、左遷されました。 イージス艦情報の漏洩事件で、発端となった二曹は情報にアクセスできる立場ではない。職務上知りえた情報ではないから罪には問えません。情報が広がった背景には海上自衛隊の船で、個人のノートパソコンで見るために」自衛官たちがエッチなDVDを交換し合っているから。逮捕された二佐は上司に将来のために役立つからと、イージス艦情報へのアクセス方法を教わったと供述しています。 防衛省が何でも秘密にするので逆に内部の秘密保持の感覚が鈍磨しているのです」 連載『新防人考・変ぼうする自衛隊』で平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞した東京新聞編集委員の半田滋さんは、防衛省の秘密主義に加え、マスメディアの体制にも問題があるとする。 「新聞は政治家の言動を中心とする政局報道か、贈収賄事件としての社会部の報道に偏りがち。政治部、社会部の縦割りではなく安全保障担当のような体制が必要です。 事件報道と違って、硬い防衛問題などは読者ニーズがないと思われがちだが、防衛省の実情を詳しく書いた 記事には読者の反響もある。防衛省の腐敗は監視すべき我々の責任とも言える」 これまでの汚職事件と同じく防衛省の体質が変わることなく幕引きとなるのか。市民の関心も問われている。 (機関紙部) 神浦元彰氏HP http://www.kamiura.com/
by ywatari4
| 2008-01-01 23:24
| 記事紹介
|
ファン申請 |
||