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スポーツを歪める新自由主義
JCJミニシンポ 大野晃氏語る (続) 自己責任で 勝利至上主義 70年代には公共スポーツ施設が全国に作られた。朝置き野球、ママさんバレーなど市民のグループも輩出した。 バブル時代は余った金と余暇をスポーツに使わせようとゴルフ場、フィットネスクラブやリゾート施設などが乱立した。 バブルがはじけた後は新自由主義的考え方が蔓延し、スポーツの公共性が否定された。これが全ての問題の根底にある。 新自由主義では、スポーツは自己責任とされ、勝利至上主義が当たり前とされる。行政課題は放棄された。いま自治体のスポーツ施設は民間委託されている。 日本でメディアとスポーツの関わりはイベントからスタートしている。新聞社はスポーツ経験者を社員として迎えるが、彼らはスポーツ普及の先頭に立ち、必ずしも会社の利害と一致しない。人見絹枝、織田幹雄、南部忠平など戦前のメダリストは新聞記者でその葛藤の中を生きた。 以前はまだ国民のためという考えもあったが、21世紀になりスポーツの商業主義利用に見境がなくなった。 閉鎖的で特殊な規律が横行 公共性を否定し大衆的人気を利用する考え方が広まると様々なスポーツの利用が起こってくる。 典型的なのは特待生制度だ。優秀な選手を集めて別でやらせる。 企業ではプロ化させる。学校では宣伝隊とする。 どんどんスポーツをやる集団が囲い込まれていく。 選手は特別扱いされて自分が特別だと思い、大衆は選手を人間扱いしなくなる。スポーツ界では閉鎖的な特殊な規律が通用する。 偏向した成長条件押し付け 少年がプロになってCMで大金を得ても「個人の自由」として問題視しない。成長過程の少年にとってよいことか実態を見ない。少年に「野球だけやっていればいい」ということがどれだけ差別的で偏向した成長条件を押し付けているか議論しない。 スポーツの改革は新自由主義的考え方にどれだけ歯止めをかけられるかにかかっている。 日本人に強いフェアプレイの精神はハンドボールの判定への抗議にも見られたし、球団の都合を押し通す一リーグ制はプロ野球ファンの批判をよんだ。スポーツが社会的問題になっている。 <質疑応答から> 【ドーピング】 ドーピング株式会社ができた。筋肉増強剤を作り雇ったコーチを通じてボンズなどトップ選手に売っていた。東独は国家により医師が主導。東側崩壊でその技術は世界に散った。 低レベルの筋肉増強剤は薬局でも売っている。世界に広まり低年齢化している。筋力増強剤は内臓も肥大させ、スポーツを止めたあと対応できなくなる。薬害の一種だ。 【朝青龍問題】 本来出る巡業いかないという基本は労務協定違反。大相撲は人材を世界から集めるが自分たちの文化規範に適応させる力がない。社会から批判を受けると力士を批判する。 【野球選手の流出】 球界は選手が外国に出て行くための制度を整えるわけでなく高値で売れればいいとしている。こ日本のプロ野球は牧場化する。野球は永遠に人気だと思っているうえ「たかが選手風情」と思っている。
by ywatari4
| 2008-03-03 00:34
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